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最大転送速度140MB/秒、JEDEC規格バージョン4.51に準拠したe.MMCを発表します。

2015/05/07
マルチメディア製品とストレージソリューションの開発で世界をリードするトランセンドは、新製品EMC210 e.MMC (embedded Multi-Media Card) ストレージを発表いたします。MLCフラッシュメモリーを実装するEMC210シリーズの特徴はインタフェース構造の簡素化、ストレージの大容量化とパフォーマンスの向上など、ストレージソリューションとしての包括的な機能を提供します。e.MMCはモバイル機器やインダストリアル組込みシステム用途のストレージとして最適であり、EMC210 e.MMCは、JEDEC(Joint Electron Device Engineering Council)規格バージョン4.51に準拠しています。

■システム設計の効率化を実現!
トランセンドのEMC210シリーズはシステム開発時のメモリ設計負荷を低減し、開発の効率化を実現します。EMC210シリーズはNANDフラッシュとメモリーコントローラをひとつのパッケージに実装した記憶装置です。EMC210は、e.MMC標準規格に準拠した153ボールBGAパッケージを採用、実装面積や消費電力の低減に最適なソリューションです。入力電圧は1.65?1.95Vまたは2.7V?3.6Vの電圧に対応するなど、設計に対して高い柔軟性を提供します。新しいシステム開発にEMC210シリーズを採用することで、開発時導入プロセスの簡素化、開発時間の短縮や原価低減などを実現することが可能になります。

■EMC210シリーズの仕様と性能
JEDEC e.EMMC規格バージョン4.51に準拠したトランセンドのEMC210シリーズは、最大読出し速度140MB/秒、最大書込み速度60MB/秒を実現するインダストリアル組込みシステムに最適なストレージソリューションです。EMC210シリーズのデータ転送能力はSD/microSDカードよりも高いパフォーマンスを提供します。また、EMC210シリーズにはすべて長寿命性と耐久性を備えるMLCフラッシュメモリーを搭載しています。

■組込みシステムが求める機能を提供
トランセンドのe.MMC EMC210は、TRIMコマンド、完全消去(完全データ末梢機能)、ECC、電源断耐性強化ソリューション、自動スリープモード、e.MMCのモニタリング機能など、組込みシステムの要求に応える多くの強みを提供します。電源断耐性強化ソリューションは、電源遮断時のデータ損失を極小化することでデータ書込みの信頼性を高める機能で自動スリープモードは、非アクティブ状態でも短時間にスリープモードに遷移することで消費電力の低減を可能にします。また、システム側がe.MMC EMC210のフラッシュの消去回数(履歴)を取得することでフラッシュの摩耗性をモニタリングすることも可能です。

■製品情報
8GB(TS8GEMC210)、16GB(TS16GEMC210)と32GB(TS32GEMC210)の3種類の容量が提供可能です。

製品につきましては、2015年5月13日(水)~5月15日(金)東京ビッグサイトにて開催される「第18回 組込みシステム開発技術展 ESEC」に展示します。
製品の詳細や取材につきましては資料等もご用意しておりますので、当ブースまで是非お越しくださいませ。詳細は
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